2020年07月25日

【PS4】龍が如く0~誓いの場所 名作と名高い1本はやはり名作だった

シリーズの中でも最高傑作と謳われる

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龍が如く0 誓いの場所

とりあえずメインストーリークリアしました。
いや~、面白かったな……
久々に、ストーリー面白いと思うゲームやったかも。
先が気になってしょうがないって感覚、しばらくなかった気がします。
でも、サブストーリーやらミニゲームに
浮気しまくってなかなかストーリー進まないのが
龍が如くシリーズの良いところであり、悪いところw

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龍が如くシリーズは、
PS2時代の「1」を発売当時にプレイして
続編の「2」までは続けてやったんですが、
それから3~6までは手つかずになってました。

ストーリー的にも複雑すぎる感じが出始めていたのと、
複数主人公というのがイマイチ受け付けず。
「6」に至っては、
シリーズのキーパーソンの一人である遥ちゃんの扱いが
あまりに粗雑である
というネタバレを見まして
それを知った瞬間に全くやる気がなくなったという"(-""-)"

その中で、いつの間にか発売されていた「0」
これが大した面白いらしい、シリーズの中でも名作らしい、
とにかく評判がとても良かった。

発売された当初って、アニメゲーム界では、
本編以前の物語を描いた「ゼロ」ブームが巻き起こっていて
その中にはよくやってくれた!的な評価の高いものもあれば、
単なる蛇足エピソードに成り下がっていたものもありました。

あまり期待値上げ過ぎると、実際プレイした時に
超ガッカリさせられるっていうのは
ゲームの悲しきあるあるだったりしますが、
今作をプレイしてみた率直な感想として

これは間違いなくシリーズ1の名作です!

……と断言できる。
よくこれをやってくれた
本当に、制作スタッフありがとう!って言いたい。

とりあえず、シリーズの「1」をやってれば
話の流れとか、登場人物は理解できます。
そこで、主人公の桐生チャンこと桐生一馬と、
彼につきまとう?みんな大好き真島の兄さんこと
真島吾郎っていう、この二人のキャラにピンと来たのであれば
「0」は十分すぎるぐらいに楽しめると思います。
知らなくても楽しめるようにはなっているけど、
魅力は少し減ってしまうかも知れません。
感慨深さとか、思い入れが全然変わってくるので。

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特に真島の兄さんに対してはね。
「あの兄さんが!?」っていう意外性が、
終始ストーリーを盛り上げてくれる感じ。
あの狂犬キャラのルーツも紐解かれますしね。
二人主人公ではあるけど、
もう兄さんのためだけにある作品といってもいいかもしれない。
ストーリーの感想はネタバレになるので、後程語りますが。

日本のゲームにしては
ドラマの見せ方が上手だなーって思った。
前にやったマフィアシリーズに近い感じ。
人の演技を凄く自然に見せている。
どうして近年の日本のゲームって
こういうちゃんとした見せ方できないんでしょうね。
派手な動きとか、別に必要ないんですよ。
ちょっとしたカメラワークとか、ちょっとした仕草で十分なのに。

度々引き合いに出して申し訳ないけど、FFとか
グラフィックはとても素晴らしいけど、
身振り手振りがとにかく不自然じゃないですか。
ミュージカルか何かみたいに。
それでいて「映画をお手本にしてます」みたいなこと
インタビューとかじゃ言ってるでしょ。
見る映画間違ってねーか?って思いますよ。
オーバーアクションは、等身低いキャラだから映えるけど
キャラがリアルになってると、悪目立ちしかしないんですよね。
出来上がったものを自分たちで見て、おかしいって思わないのかなぁ。
ムービーキレイ!凄い!って思うだけなのかなぁ。

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龍が如くシリーズは、サブストーリーでも遊ばせてくれる作品。
セリフ一つとっても、
当時の時事ネタなんかを上手に盛り込んでいて、
センスの良さを感じますねー。
ネタとしても思わず笑っちゃうような面白いのが多いし。
超シリアスなメインストーリーと、
コメディタッチなサブストーリーで、うまく住み分けしてる。
一応17才以上指定のソフトなので、お色気下ネタ系も多いけど、
桐生チャンの反応の仕方がいちいち中学生レベルで、
それがまた面白いんですよねw

シリーズの特徴といえば、
豊富すぎるミニゲームもそう。
ミニゲームレベルでここまでちゃんと遊ばせるのってなかなかない。
それぞれの本職のソフトには当然勝てないクオリティかも知れないけど、
とにかく「ちゃんとしてる」。

多少サブクエストとかに絡んでくる部分もあるけど、
やりたくなきゃ基本完全スルーでも問題ないし。
収集要素が好きな私としては、
達成目録ってのがあるとどうしてもコンプしたくなるんで、
クリアした今もプレミアムアドベンチャー
(クリア時のデータを全引継ぎして遊べるモード)
で、ちまちまカジノとかやってます。
なんかやらずにいられない魅力があるんです、不思議と。
ミニゲームの話は、別記事であらためて言います。

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バトルも、ボタンの組み合わせとかタイミングで
簡単に大技を出せたりするので、
ノーマルで遊ぶ分にはそんなに難易度が高いわけでもない。
バトルスタイルの切り替えってのも楽しい要素だった。

真島の兄さんの方は、どのスタイルでもコンスタントに強いけど、
ダンサースタイルがかなり強かった印象。
何せ、ふっとんで寝てる敵にもガンガン攻撃入れられるので、
ボスだろうが何だろうが一方的有利な展開に持ち込みやすいです。

対する桐生チャンは動作が重いのが多くて、若干戦いにくい。
特に、ロングバトルで出てくる拳銃持ちを相手にする時は、
ヘタすると他の敵に囲まれて身動きできないまま、
一方的にハメ殺される展開になる事もあったり……
チンピラスタイルは素早いけど、火力がかなり低いので
アクションが苦手な自分にはちょっと使いにくかったですね。
敵の攻撃を避けるっていう反応の良さも求められるし。

プレイ時間は、今のところ130時間くらいかな。
メインストーリー追っかけるだけでもそれなりのボリュームだし、
そこにサブクエやミニゲーム消化が入ってくれば
相当なやりごたえあります。
で、エンディングもかなり長くて見ごたえあるんですよね。
ムービーよりスタッフロールの方が長いなんてことないです。
時間かけて遊んだだけの分はきっちり見せてくれます。
そこもまた名作と呼ばれる所以かも。

前述のとおり「1」やってればなお楽しいし、
これをやってから「1」に戻るのもまたオツかも。
戻るなら、当然オリジナル版じゃなく、リメイク版の「極」の方。
「0」に登場してたキャラのその後が描かれてたりもするんで、
また違った感慨があるかも知れません。

トロコンは狙いません。
引継ぎなし1からスタートの
難易度レジェンドでクリアはちょっとキツい。
まず金策から始めなきゃいけないってのも苦痛。

なんだかんだ言って本編のラスボス戦結構苦労したし、
途中のカーチェイスバトルも、今回は一発クリアできたとはいえ、
元来苦手で、結構ギリギリな勝利でもあったし。
あれで被弾ダメージ上がるんなら、到底無理だなって話になるし。
チート武器を使うと比較的楽とはいうけど、
自分には無理だと思いました。
とりあえず、達成目録100%にして、
取れるトロフィ全部取ったら卒業かな。


最新作の「7」も、何だかんだいって評判いいみたいですね。
まさかのコマンドRPGになることが発表された当初は
シリーズファンの悲鳴に近いコメントが
ネット上にも溢れていましたが、
いざ発売してみれば、ふつうに面白い!っていうじゃないですか。

主人公が桐生チャンじゃないってところで
若干敬遠してたところもあるんですが、
熱い男で、やっているうちに感情移入できるらしい。
やはり腐っても龍が如くだとは思うので、
ある程度のクオリティは期待できる。
機会があればぜひやってみたいなーと思ってます。


以下はストーリーやキャラについて語ってます。
含むネタバレなんで一応たたんでおきます。

ヤクザ同士の抗争を主軸としつつ、
最終的に胸を打つのは、
真島の兄さんとマコトのほのかな愛じゃないですかね。
この、ほのかなってところが重要なんですよ。
こういうのはとにかく、見せすぎたらダメなんです。
これに、兄さんとマコトのラブシーンが入ってたとしたら、
あまりの生々しさに、物語の魅力一気に半減します。

エンディングの再会シーンで、
しゃべったら声でわかっちゃうからって、
言葉すら交わさずに別れる、その切なさがいいんです(*´ω`)
これでマコトが兄さんと一緒になったりして、
ようするにヤクザの女になっちゃったりしてたら、
これは「6」の遥の二の舞になりますから。
マコトはもう裏の世界と関わりあうことなく、
ちゃんと表の世界で普通の幸せを手に入れるわけですよね。

「2」のリメイク版である「極2」に
兄さんと、幸せにやっているマコトがひょんな事から再会するっていう
追加エピソードが「真島編」として収録されていて、
これはもう、0やってたら、感動するなんてもんじゃないよ。
作ってくれた制作スタッフに足向けて寝れないレベル。
こういうことをしてくれるのに、
どうして遥にはあんな仕打ちしたんだろうって疑問がフツフツ
これがまたちょっと切ないんですけど、
でも、後味の良い本当にいいエピソードになってるんで、
「0」をやった方には、ぜひ一度目にしてもらいたいですね。

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今作は、敵役とかサブキャラにも魅力のある連中が多くて、
まさに「脇を固めてる」って感じになってますよねー。

堂島組若頭補佐の3人は迫力が凄いw
3人並んだ時の顔面破壊力はすさまじいものがある。
小沢&竹内の両名は、人相の悪さからいえば
もっと早くシリーズに登場しててもおかしくない俳優さんでしたが、
それぞれの役どころが非常に合っていたので、
満を持しての登場は間違いじゃなかったんじゃないですかね。
個人的には久瀬は結構好きでしたけどね。
でも、桐生編で5回もバトルになるのは多すぎる感もあったかな。

桐生編のラスボスになるのは渋澤ですが、
彼はちょっと、ラスボスにしては影が薄かった感否めないですね。
漁夫の利を得ようっていう、徳川家康的ポジションなので、
表立って出てくる事は元来あまりない、というのは仕方ないにしても、
ラスボスとして扱うならもうちょっと強い印象が欲しかった。
龍を背負った男と言われても、それほど強さ感じないっていうか
桐生と比べるとやっぱり弱い感じしかしないし。

尾田は、正真正銘のクズですね。
キャラクターとして不快感は別に感じませんでしたけど、
過去にやったことは許されないことで、
あっちこっちにフラフラフラフラして、
結局誰のために何をしたかったのかもわからない。
渋澤組が追ってきた時に、死を覚悟で連中を食い止めようとはしたけど、
それが本当に償いのための行動ならまだ救いがあったけど、
結局は立華も裏切っていたわけだしね。
とにかく行動に筋が通ってないカッコ悪い男だったな。

個人的に最優秀助演男優賞を差し上げたいのは、
真島の監視役である、佐川(を演じた鶴見辰吾さん)
笑って話してたと思ったら突然凄むとか、
笑い口調で冷酷すぎる事言い放ったりとか、
なんていうか、喜と怒の表現の切り替えがすごく巧みで、
それがこの佐川っていうキャラクターのある種不気味な雰囲気を
見事に表現してたなと感じた。

最後は組織に始末されましたが……
あの、最後に兄さんとタバコふかすシーンとか、
飄々としゃべっていながらも
もう死を覚悟してる感じが言葉の端々に表れてて、
演技力の高さを見せつけられた感じがしました。
こうなるともう、ゲームもたかがゲームじゃなく、
俳優にとっての立派な仕事場になってるのかも知れんね。

狂気といえば、真島の兄さんの
あのキャラクター性のルーツとなったと思われる西谷。
甘い猫なで声で語りかけてくる所とか、
ドス振り回すところとか、
何より気に入った誰かに異様に執着するところとか、
シリーズ中の真島って、
まさに彼の精神をそのまま受け継いだ感じですね。
あの壮絶な死を目の当たりにして、
何か思うところがあったのか……
彼自身はアッサリ退場しちゃったけど、
キャラクターとしては好きだったなぁ。


全くどうでもいい話ですが、
フォールアウト4やってると、
桐生チャンがどうしてもイケメングールのハンコック市長
重なって見えてしょーがないんですよね(;´Д`)

Fallout 4 Screenshot 2020.07.25 - 18.01.13.27.png

posted by はとみそ@灰になりまくり at 17:55| PS4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする