
思いのほかハマってしまった「ジャイロマンサー」
結構有名なタイトルなので、「隠れた」とは言えませんが、
相当「買い」の一本でした。
これで600円ちょいですからね?
お得過ぎます。遊べすぎます。
購入を迷うほどの値段でもないと思うので、
興味があったら是非プレイしてみて欲しいです。
〇 ストーリーモードについて

RPG要素ありのパズルですが、
ストーリはまぁ、オマケみたいなモンです。
進行は紙芝居で、オーソドックスな展開
凄くハラハラするとか、めっちゃ感動!とかは無いですが、
そこそこ先は気になります。
そして、クリアしちゃってもまだまだ遊べます。
RPG要素があるとはいえ、基本はパズルですからね。
単純であるがゆえに、飽きにくい。
ストーリー上のマップは全部で12。
敵シンボルに当たるとパズルで戦闘、
多くの場合は最深部にいるボスを倒せばストーリーが進みます。
難易度は高くありません。
よっぽど急いで進まない限りは
モンスターのレベルよりこっちのレベルの方が上になるでしょうし、
レベル差があればあるほど、アビリティゲージが上がりにくくなり、
敵の攻撃を受ける可能性が減ります。

前回の記事で私はルールを若干勘違いしていたようで
敵の属性の石を消すと、相手が有利になるとか
ヘルプちゃんと読めや的なデタラメを述べていたのですが、
これは間違いで、敵の属性の石は率先して消さなければダメでした。
敵のアビリティ発動を抑えられますし、
パズルポイントも多くもらえます。
中盤に入ると、ジャイロを空回しする事でペナルティ
(敵のアビリティの発動カウントが一気に二つ減るなど)を受けますが、
空回しになる状況自体があまり起こらないので、
さほど気にしなくても良さそうです。
最終盤に嫌らしかったのは、敵の攻撃によって発動する「リバース」状態。
石の回転方向が逆回しになってしまうというもので、
やっと時間をかけて右回りに慣れたのに、
突如左回りを強いられる状況に陥り、頭の中はパニック。
しかも、終盤の敵ともなると、アビリティゲージの上昇速度も速く、
ちょっと回転ミスするだけでバンバン攻撃されてしまいます。
一応回転を戻すアイテムもあるにはありますが、
使っててもキリが無いです。
幸い、時間制限のあるゲームじゃないので、
じっくり動きを考えて対処する方が結局は近道かと思いますね。
〇 意外と個性的な召喚獣

召喚獣の使い勝手にも意外と個性がありました。
使いやすいヤツと、使いにくいヤツの差は結構ハッキリしてる。
オレンジ・紫系は、体力は多いですが使いにくかったです。
ロックが出現したり、石が岩に変化したりする
誰得?なアビリティを持ってるので、
思い通りに石を動かせなくなることが多かった。
緑系は、攻撃力自体が低めで、
スリップダメージでじわじわ倒すような感じ。
敵が緑系だと、パズルに熱中するあまり
気が付くとこっちのHP半分になってたりするので、
注意が必要です。
一番使いやすくて、常に一軍にしていたのは、黄色系でした。
アビリティ発動で、かなり広範囲の石を消してくれるので、
ラッシュも起こりやすく、攻撃力も十分。
HPが若干低めなのが玉にキズでしたが、
やられる前にやる、って感じで戦えばOK。
青、赤もクセが少なく使いやすかったですが、
赤に関してはレベル上限が全体的に低いので、
後半戦はほとんど主力にできなかったですね。
〇 ストーリークリア後の世界

ストーリーで訪れるステージの他にも、
オマケステージが4つ用意されてます。
最強クラスの召喚獣が取れたり、お題をひたすらこなしたり、
この「お題」がねぇ、結構キツいんですよ。
「7カスケード(連鎖)する」とか「7コンボ」「7マッチ」とか
頭を使って石を組まないと達成できないんですが、
このゲーム「石は4つ同時に動く」特性がありますので、
連鎖を仕込むのも結構至難の技なんですよね。
何せ、仕込んでいる最中に予定外の石が消えてしまって、
それによって、ドミノが倒れるかのように
苦労して組み立てた連鎖が半端に発動してしまったり……
基本的に、「ぷよぷよ」系の連鎖を組むのが得意な人だと、
すんなり入っていける感じかなぁ。
「全消し」に関しては、もはや運かと思いますが。

ステージには「勲章」っていうのが用意されていて、
「スコア5000を超える」とか「特定の宝箱を取る」とか
決まった条件をクリアする事でもらえる
ようはトロフィみたいなモンなんですが。
取得目指して、ついついやり込んでしまいますねー。
〇 きをつけること
これはプレイする時の体勢によるとは思いますが、
ジャイロを回す瞬間にマウスがクッ!とズレて、
意図しない空回しをしてしまう事が結構ありました。
序盤は大した痛手でもないですけど、
後半戦になるとそれで形勢が逆転しちゃったり、
ミッションの連鎖を組んでるときにズレ事故が発生すると
それこそ泣くに泣けません。
プレイされるさいはどうぞお気を付けを……

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